環境と身の現象学 : 環境哲学入門
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環境と身の現象学 : 環境哲学入門
晃洋書房, 2004.5
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カンキョウ ト ミ ノ ゲンショウガク : カンキョウ テツガク ニュウモン
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文献: 各章末
Description and Table of Contents
Description
哲学はもはや文献のみの研究に立ち戻るのではなくむしろ事象それ自身に立ち返り、哲学としての批判精神と理性的な洞察を見失ってはならない。哲学とりわけ現象学を学ぶことによって私達は人間と世界についての思い切り広い視野と批判精神を獲得することができる。本書は環境哲学入門と題してはいるが、環境哲学の諸学説の紹介はまったく行わず環境と政治のはざまにあって環境と人間との関係を哲学の歴史と思想史から材料を得ながら考察した。環境と人間の関係を身に定位して現象学的に考察したのである。
Table of Contents
- 第1部 政治と国家(政治哲学の伝統から;国家と国家を聖化するもの)
- 第2部 現代社会への批判(現代の社会への批判;シェーラーとフェミニズム)
- 第3部 哲学のあり方を問う(哲学と反哲学もしくは先哲学をめぐって;構造の現象学から;死と死を越えるもの)
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