東南アジアの港市世界 : 地域社会の形成と世界秩序
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書誌事項
東南アジアの港市世界 : 地域社会の形成と世界秩序
(世界歴史選書)
岩波書店, 2004.5
- タイトル別名
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東南アジアの港市世界 : 地域社会の形成と世界秩序
- タイトル読み
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トウナン アジア ノ コウシ セカイ : チイキ シャカイ ノ ケイセイ ト セカイ チツジョ
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注記
参考文献: 巻末p1-17
内容説明・目次
内容説明
多様な生態環境のもと、豊かな交易商品を産する東南アジアは、早くから東西交流の結節点として栄え、一五‐一七世紀には「交易の時代」と呼ばれる未曽有の活況を迎えた。アジアからヨーロッパに至るさまざまな地域の人・もの・文化を引きつけたこの世界では、多様な集団を媒介する独特な権力として、いくつもの港市国家が生まれ、光芒を繰り返した。それらの港市権力は、いかなる世界観によって地域秩序を構築したのか。また近代植民地体制は、港市を中心とする地域社会をいかに変容させたのか。媒介的権力という視点から東南アジア史を描きだす。
目次
- 序章 広域秩序圏と地元世界
- 第1章 開かれた港市—広域秩序圏の形成媒体
- 第2章 「異界」の展開
- 第3章 内陸民の世界観
- 第4章 海域マレー世界の形成
- 第5章 一九世紀における港市・後背地関係の変容
- 第6章 植民地体制下の港市と現地人インフォーマント
- 終章 交錯する関係性—介在者と権力
「BOOKデータベース」 より