「伝統的ジェンダー観」の神話を超えて : アメリカ駐在員夫人の意識変容

書誌事項

「伝統的ジェンダー観」の神話を超えて : アメリカ駐在員夫人の意識変容

山田礼子著

東信堂, 2004.6

タイトル別名

Gender roles of Japanese women living in the United States : sociological study between 1990s and 2000s

伝統的ジェンダー観の神話を超えて : アメリカ駐在員夫人の意識変容

タイトル読み

デントウテキ ジェンダーカン ノ シンワ オ コエテ : アメリカ チュウザイイン フジン ノ イシキ ヘンヨウ

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注記

参考文献: p240-264

1991年度第1・2調査質問用紙, 2001年度質問紙調査: p[269]-292

内容説明・目次

内容説明

恵まれた経済条件、異文化中での子育ての軛、さらに日本人小社会特有の「保守的ジェンダー観」などの重積の中、女性自立の最先端国にありながら「伝統的主婦役割」を志向していた在米駐在員の意識は、ここ10年で一変した。昨今新たな装いで回帰してきた「専業主婦神話」「母親神話」に風穴を開け、女性問題に一石を投じる、著者積年の考察と実証的研究。

目次

  • 第1部 理論編(先行研究の検討)
  • 第2部 伝統的ジェンダー役割を保持するシステムの批判的検討(日本の家族システムと女性;日本の女子高等教育とジェンダー)
  • 第3部 ロサンゼルスの日本人女性とその家族(日本人駐在員とその家族;日本人海外子女の異文化環境への適応)
  • 第4部 調査研究編(研究方法;量的調査結果と分析;質的データ分析結果)
  • 第5部 10年後のアメリカ駐在員婦人(駐在員夫人のジェンダー役割観の変容—トランスナショナリズムとグローバル化の進行のなかで)
  • 21世紀を迎えての女性たちの新たな生き方

「BOOKデータベース」 より

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