近代日本と仏教
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近代日本と仏教
(近代日本の思想・再考 / 末木文美士著, 2)
トランスビュー, 2004.6
- タイトル読み
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キンダイ ニホン ト ブッキョウ
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注記
年表: p365-369
参考文献あり
内容説明・目次
内容説明
日本の近代はなぜ仏教を必要としたか—。丸山真男の仏教論、アジアとの関わりなど、近代仏教の多様な可能性とそこに潜む危うさを、テーマ、方法、歴史などさまざまな視点から考察する刺激に富んだ論集。
目次
- 1 近代思想と仏教(日本の近代はなぜ仏教を必要としたか;内への沈潜は他者へ向かいうるか—明治後期仏教思想の提起する問題;京都学派と仏教;阿闍世コンプレックス論をめぐって)
- 2 解釈の地平(和辻哲郎の原始仏教論;丸山真男の仏教論—“原型=古層”から世界宗教へ;『歎異抄』の現代—山折哲雄『悪と往生』に寄せて)
- 3 仏教研究への批判的視座(仏教史を超えて;批判仏教の提起する問題;日本における禅学の展開と展望;アカデミズム仏教学の展開と問題点—東京(帝国)大学の場合)
- 4 アジアと関わる(近代仏教とアジア—最近の研究動向から;日中比較によりみた近代仏教;大川周明と日本のアジア主義)
「BOOKデータベース」 より