書誌事項

脳死と臓器移植の医療人類学

マーガレット・ロック [著] ; 坂川雅子訳

みすず書房, 2004.6

タイトル別名

Twice dead : organ transplants and the reinvention of death

タイトル読み

ノウシ ト ゾウキ イショク ノ イリョウ ジンルイガク

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注記

参考文献: 巻末p6-53

原著(Berkeley : University of California Press, c2001)の翻訳

内容説明・目次

内容説明

何を根拠に「死」とするか、完全な意識の消失を何ではかるのか、ドナーとレシピエントをめぐる現状に、いかなる問題が存在するのか。抜き差しならぬ決断の瞬間、解答を導く思考がここにある。

目次

  • 事故死
  • 不鮮明な境界と不確実なモラル
  • 最先端技術
  • 人はいつ死ぬのか
  • 統一化への努力
  • 日本と脳死問題
  • 他者としての科学技術—日本の近代性と科学技術
  • 行きづまりの打開—脳死論争の暫定的解決
  • 社会的な死と葬送儀礼
  • 「人格」の死後も肉体が生き続ける場合
  • 人格が留まっている場合
  • 超越する肉体—キリスト教の伝統と臓器移植
  • 人間の臓器の社会的生命
  • 臓器不足と新しいドナー候補

「BOOKデータベース」 より

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