「景観」を再考する
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「景観」を再考する
(青弓社ライブラリー, 33)
青弓社, 2004.7
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景観を再考する
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ケイカン オ サイコウ スル
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「景観」を再考する
2004.7.
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「景観」を再考する
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Note
その他の著者: 荒山正彦, 佐藤健二, 若林幹夫, 安彦一恵
参考文献あり
Description and Table of Contents
Description
乱立する高層建築、街中に張り巡らされた電線、均質な郊外風景。戦後の日本で、経済政策優先の都市開発が生み出した無味乾燥な“景観”を私たちはどのようなものとして受容してきたのか。マンション景観訴訟や景観法、景観行政などの従来の政策や議論が見落としがちな景観の社会的な意味や歴史的な形成過程について考察して、景観を語る言説に刻まれている歴史性や政治性を具体的に浮き彫りにする。生活者の主体性を排した都市計画や、理念への羨望と現実での絶望との間で循環する議論を回避して、近代日本で“景観”がどのように形成され変容し、そしてその過程でそれをどのように内面化してきたのかを探ることで、新たな景観論を展開する論考集。
Table of Contents
- 第1章 経済発展と荒廃する景観(景観は何によってできているのか—経済の観点から;事例 ほか)
- 第2章 近代日本における風景論の系譜(風景論の系譜とは何か;志賀重昂『日本風景論』をめぐって ほか)
- 第3章 近代日本の風景意識(今日の「風景意識」の特質;認識を深めるためのいくつかの論点)
- 第4章 都市の景観/郊外の景観(景観と社会;現代都市の景観 ほか)
- 第5章 「良い景観」とは何か(倫理学の立場から;景観紛争 ほか)
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