インドネシア : イスラーム主義のゆくえ
著者
書誌事項
インドネシア : イスラーム主義のゆくえ
(平凡社選書, 222)
平凡社, 2004.8
- タイトル別名
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インドネシアイスラーム主義のゆくえ
- タイトル読み
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インドネシア : イスラーム シュギ ノ ユクエ
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注記
博士論文「インドネシアにおけるイスラーム左派--その知識人ネットワークとイデオロギー」 (2001年12月神戸大学提出) および諸論文に手を加えたもの
初出一覧: p189
参考文献: p192-197
インドネシアのイスラーム関係略年表: p198-199
内容説明・目次
内容説明
アメリカでの同時多発テロ事件から1年後の2002年10月12日、バリ島で大規模なテロ事件が起こり、インドネシア社会を震撼させた。インドネシアは世界最大のイスラーム教徒を抱える国家であるが、インドネシアのイスラームは比較的「穏健」だとされてきたからである。しかし、1970年代以降の世界的なイスラーム復興とイスラーム主義の潮流のなかで、インドネシアでもイスラームと国家、イスラームと社会との関係がさまざまな政治・社会問題として問われるようになってきている。果たして、インドネシアのイスラームはどこへ向かおうとしているのだろうか。
目次
- 序章 バリ事件後の地点から
- 第1章 暴力とイスラーム—バリ事件とは何だったのか
- 第2章 民主化と「穏健」なイスラーム主義—学生の宗教運動と正義党の台頭
- 第3章 左翼思想と伝統の再構築—ナフダトゥル・ウラマーとイスラーム左派
- 第4章 ポップなイスラーム—イスラーム的「商品」と都市中間層
- 終章 イスラームと政治
「BOOKデータベース」 より