戦時中の話しことば : ラジオドラマ台本から

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戦時中の話しことば : ラジオドラマ台本から

遠藤織枝 [ほか] 著

ひつじ書房, 2004.9

タイトル読み

センジチュウ ノ ハナシコトバ : ラジオ ドラマ ダイホン カラ

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注記

その他の著者: 木村拓, 桜井隆, 鈴木智映子, 早川治子, 安田敏朗

内容: 戦時中の話しことばの概観(遠藤織枝著), 「天皇」に関する用語(遠藤織枝著), 人称詞の使われ方(遠藤織枝著), 戦時中ラジオドラマにみられる待遇表現(鈴木智映子著), 戦時期の外来語使用(桜井隆著), ラジオドラマのなかの方言(安田敏朗著), 「戦争キーワード」から見る戦時中のラジオドラマ(早川治子著), 台本の描く女性たち(遠藤織枝著), ラジオドラマにえがかれる国際認識(安田敏朗著), 軍隊賛美のレトリック(桜井隆著)

参考文献: 章末

付属資料: CD-ROM(1枚 12cm)

内容説明・目次

内容説明

2001年7月、小林勝作のラジオドラマ台本73冊を入手。戦時中の1936年から戦後の1955年の間に、日本放送協会からラジオで放送されたものであった。現在の話しことばを研究するとき、その歴史的背景となる前時代の話しことばの研究は不可欠である。本書では、序章で、資料の解説をし、台本の性質とその扱い方を説明している。本論は大きく1部と2部に分けている。1部は台本に使用されていることばの分析に基づいて、当時の言語状況を知ろうとしたものである。2部は、台本に描かれた内容の中からいくつかのテーマを立てて考察し、当時のラジオドラマの世界を知ろうとするものである。

目次

  • 序章 資料解説
  • 第1章 戦時中の話しことばの概観—現代語と比較しながら
  • 第2章 「天皇」に関する用語
  • 第3章 人称詞の使われ方
  • 第4章 戦時中ラジオドラマにみられる待遇表現
  • 第5章 戦時期の外来語使用
  • 第6章 ラジオドラマのなかの方言—「土」と「姫鱒」から
  • 第7章 「戦争キーワード」から見る戦時中のラジオドラマ
  • 第8章 台本の描く女性たち
  • 第9章 ラジオドラマにえがかれる国際認識
  • 第10章 軍隊賛美のレトリック

「BOOKデータベース」 より

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