微生物学の歴史
著者
書誌事項
微生物学の歴史
(科学史ライブラリー)
朝倉書店, 2004.9-2004.11
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- タイトル別名
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A chronology of microbiology in historical context
- タイトル読み
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ビセイブツガク ノ レキシ
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注記
A chronology of microbiology in historical context (ASM Press, c2000)の翻訳
年代記
1: 1918年まで. 2: 1919年-1990年
内容説明・目次
内容説明
本書は、ヒトと微生物との複雑な関係を描いた史実の記録である。読み進むと、20世紀になって急に微生物の存在が明確になったわけでは決してなく、ましてヒトと感染症との闘いに終わりがあるわけでないことがわかる。古代からの観察者の記録が、そして技術の発達の集積が、現代へとつながる医学の進歩を導いてきたのである。その進歩も一直線に発展してきたのではなく、間違った概念が先行し、正統な業績が長く評価されなかった時代があったこともわかる。加えて、当時の社会や政治、芸術、文化などが、医学に限らず、物理学、化学などの自然科学の発達にいかに影響し、微生物学の発展を推進して(時によっては発展を遅らせて)きたかが理解できる。期せずして同時期に、複数の科学者が独自の研究を行い、議論を戦わせながら真理を追究してきたこともわかる。
「BOOKデータベース」 より