毛皮交易が創る世界 : ハドソン湾からユーラシアへ

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毛皮交易が創る世界 : ハドソン湾からユーラシアへ

木村和男著

(世界歴史選書)

岩波書店, 2004.9

タイトル読み

ケガワ コウエキ ガ ツクル セカイ : ハドソンワン カラ ユーラシア エ

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注記

参考文献: 巻末p6-15

内容説明・目次

内容説明

一六七〇年、イングランド国王チャールズ二世の特許によって設立された「ハドソン湾会社」は、現在のカナダ北部、ハドソン湾周辺に広大な領土を有し、ヨーロッパで珍重された毛皮を求めて、西へ西へと交易網を拡大した。毛皮交易は、一八世紀後半には「ゴールデン・ラウンド」と呼ばれる世界規模の商業ネットワークにまで発展する。自然環境に依存するこのユニークな商品を扱うため、ハドソン湾会社はどんな経営システムをつくりあげたのか。またカナダ先住民は、毛皮の捕獲・加工・運搬者として、この交易にいかに関与したのか。そして仏・米・露との激しい毛皮獲得競争は、近代国際秩序にいかなる影響を与えたのか。「知られざる世界商品」が照らしだす、北方からの世界史。

目次

  • 序章 世界史のかなの毛皮交易
  • 第1章 「毛皮帝国」の誕生—ハドソン湾会社の創立と発展
  • 第2章 毛皮交易と先住民
  • 第3章 北太平洋の毛皮レース
  • 第4章 岐路に立つハドソン湾会社
  • 第5章 「毛皮帝国」の終焉

「BOOKデータベース」 より

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