だれが源氏物語絵巻を描いたのか

Bibliographic Information

だれが源氏物語絵巻を描いたのか

皆本二三江著

草思社, 2004.9

Other Title

だれが源氏物語絵巻を描いたのか

Title Transcription

ダレ ガ ゲンジ モノガタリ エマキ オ エガイタノカ

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Note

引用文献: p207-214

Description and Table of Contents

Description

現存する最古の絵巻、国宝・源氏物語絵巻。その絵も書も繊細で美しいが、じつに不可思議な点がある。きわめて高度な技法に混じって、子どもが描いたかのような描写も見られるのだ。当時、これほど贅をつくした絵巻をつくるのならば、専門絵師の集団もいたはず。では、一体なぜこんなことになったのか。源氏絵巻をつくった集団とは、どんな人々だったのか。画期的なアプローチから、通説をくつがえす制作者像が浮かび上がる—。源氏絵巻のあらたな魅力に光をあて、日本美術史上の大いなる謎に迫る衝撃の書。

Table of Contents

  • 第1部 なぜ源氏絵巻は魅力的なのか(ようこそ、源氏物語絵巻の世界へ;「女絵」の不思議な世界;源氏絵巻は色で見る;繊細な絵のなかのおかしなところ)
  • 第2部 子どもの絵からわかること(三つ子の魂百まで;極楽浄土と果てなき闘争の法則;永遠の美少女たち)
  • 第3部 源氏絵巻の作者へ向かって(画家たちが共有するもの;姫君たちのたしなみと楽しみ;国宝・源氏物語絵巻を描いた人びと)

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Details

  • NCID
    BA69110586
  • ISBN
    • 4794213417
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    214p, 図版 [8] p
  • Size
    20cm
  • Classification
  • Subject Headings
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