日本文学と漢詩 : 外国文学の受容について
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書誌事項
日本文学と漢詩 : 外国文学の受容について
(岩波セミナーブックス, S2)
岩波書店, 2004.10
- タイトル別名
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日本文学と漢詩 : 外国文学の受容について
- タイトル読み
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ニホン ブンガク ト カンシ : ガイコク ブンガク ノ ジュヨウ ニ ツイテ
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注記
テキスト、参考文献、関連文献: p197
内容説明・目次
内容説明
古来、日本文学は漢詩文を様々な形でとり入れてきたばかりか、実作もして、日本文学の重要な一つのジャンルとした。『懐風藻』『和漢朗詠集』、謡曲、芭蕉、鴎外などを題材に、この外国文学の受容の様態、本質を史的流れに沿って考察、日本文化の豊かな複合性を示して、興趣尽きない日本文学の鑑賞の手引を提供する。
目次
- 第1章 和詩の達成—『懐風藻』と中国詩(情詩への道;公宴詩と和歌の距離 ほか)
- 第2章 詩歌の交響—『和漢朗詠集』をめぐって(なぜ『和漢朗詠集』か;春の詩歌 ほか)
- 第3章 補完する詩と詞—謡曲について(三井寺;芭蕉)
- 第4章 伝統としての漢詩—芭蕉の俳諧と陶淵明(陶淵明と江戸時代;芭蕉と陶淵明 ほか)
- 第5章 日本の近代化と漢詩—森鴎外の漢詩(なぜ鴎外か;鴎外の漢詩)
「BOOKデータベース」 より