日本文明とは何か : パクス・ヤポニカの可能性
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日本文明とは何か : パクス・ヤポニカの可能性
(角川叢書, 27)
角川書店, 2004.11
- タイトル別名
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日本文明とは何か : パクスヤポニカの可能性
Hinc omne principivm
- タイトル読み
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ニホン ブンメイ トワ ナニ カ : パクス ヤポニカ ノ カノウセイ
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内容説明・目次
内容説明
人類の歴史は、常に民族と宗教による対立を孕んできた。さらに9・11以後、世界の現体制とこれに反逆するテロ国家という図式が生まれた。「文明の衝突」を回避するために、日本の果たし得る役割とは何か。その手がかりは平安時代と江戸時代にある。世界史上にもまれな長い平和期を築いたのは、国家と宗教がかみ合った固有の政治システムや、神仏共生にもとづく多元主義、独自の貴族趣味であった。日本のあるべき姿を真摯に問い続けてきた著者が、日本で培われた平和思想の可能性に迫り、新たな地平を切り拓く刺激的論考。
目次
- 「弱い歴史」と「強い歴史」
- 文明の「断層線」
- 「自爆テロ」と「文明の衝突」論の行方
- 文明の「横断線」—「捨身飼虎」図の背景
- 「飢餓の世紀」に向けて
- 究極の環境問題—「飢餓」と「肥満」
- 飢餓を回避する第三の選択
- 「餓鬼」と「食鬼」の思想
- パクス・ヤポニカの可能性
- 文明対話の調停者〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より