奇跡も語る者がいなければ
著者
書誌事項
奇跡も語る者がいなければ
(新潮クレスト・ブックス)
新潮社, 2004.11
- タイトル別名
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If nobody speaks of remarkable things
- タイトル読み
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キセキ モ カタル モノ ガ イナケレバ
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内容説明・目次
内容説明
イングランド北部のある通り。夏の最後の一日がはじまる。夕刻に起こる凶事を、誰ひとり知る由もないまま—。22番地の小さな眼鏡をかけた女子学生。彼女を密かに恋する18番地のドライアイの青年。19番地の双子の兄弟。20番地の口ひげの老人。そして、16番地の大やけどを負った男と、その小さな娘…。通りの住人たちの普段どおりの一日がことこまかに記され、そこに、22番地の女の子の、3年後の日常が撚りあわされてゆく。無名の人びとの生と死を、斬新な文体と恐るべき完成度で結晶させた現代の聖なる物語。
「BOOKデータベース」 より