共和政ローマの寡頭政治体制 : ノビリタス支配の研究
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共和政ローマの寡頭政治体制 : ノビリタス支配の研究
（Minerva西洋史ライブラリー, 65）
ミネルヴァ書房, 2005.2
- タイトル別名
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The oligarchical regime in the Roman Republic : a study of the Nobilitätsherrschaft
- タイトル読み
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キョウワセイ ローマ ノ カトウ セイジ タイセイ : ノビリタス シハイ ノ ケンキュウ
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注記
英文タイトルは英文要旨による
著者の博士論文 (東北大学, 2002年提出) に若干の手直しを加えたもの
文献表: 巻末p19-30
内容説明・目次
内容説明
猛烈な勢いで拡張を遂げた「帝国化」の時代、ローマは国内的には「ノビリタス支配」と呼ばれる寡頭体制のもとにあったといわれる。はたして「ノビリタス支配」とはいかなる政治体制であったのか。本書ではこの基本問題に対し、ローマ共和政政治史をめぐる最近の様々な論議を踏まえつつ、アプローチする。
目次
- 序章 ノビリタス支配をめぐる学説史と論点
- 第１章 パトリキー支配に関する覚え書き
- 第２章 統治者集団の登用・序列化原理の形成
- 第３章 政務官選挙のメカニズム
- 第４章 ノビリタス支配における名門支配
- 第５章 ウィルトゥス、フィデス、ノビリタス
- 第６章 前三世紀における元老院体制の変容
- 第７章 共和政末期におけるポプラレスとその政治的手法
- 終章 ローマ共和政史におけるノビリタス支配
「BOOKデータベース」 より