夢から探る中世
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書誌事項
夢から探る中世
(角川選書, 376)
角川書店, 2005.3
- タイトル読み
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ユメ カラ サグル チュウセイ
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注記
参考文献: p217-219
内容説明・目次
内容説明
土一揆が頻発する応仁の乱前夜の京都・奈良。室町時代に、人が見た夢は、これから起きるできごとの神仏からのメッセージとされた。興福寺大乗院前門跡、経覚が輿に乗って空を飛んだという西忍の夢、その夢解きをする門跡、尋尊。それぞれが遺した記録から、門閥二人の関係を克明にたどり、夢が共有された「夢語り共同体」としての中世社会を描き出す。
目次
- 第1章 交差する三つの道(天竺人の子、西忍;門跡の地位を追われる経覚;幼い新門跡、尋尊)
- 第2章 戦乱と土一揆のひろがり(日々乱発する土一揆;龍王と仏舎利;越前の荘園支配をめぐって)
- 第3章 未来記と夢語り(二つの未来記;経覚の「夢語り共同体」;師弟三人が、あいならぶ時)
「BOOKデータベース」 より