レンズに映った昭和
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書誌事項
レンズに映った昭和
(集英社新書, 0288B)
集英社, 2005.4
- タイトル読み
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レンズ ニ ウツッタ ショウワ
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注記
主要引用・参考文献: p221-222
内容説明・目次
内容説明
日本の昭和は十五年に及ぶ戦争に加え、それを記憶の外に追いやる二重の過ちを犯した。敗戦から六十年、今なお戦争の傷痕に涙する人たちがいる。海を渡った戦争花嫁、中国に取り残された戦争孤児、ヒロシマの被爆者…。戦後、経済を神話としてきた日本は、人間本来の仕合せを忘れ、国もジャーナリズムも、そうした存在に正面からは手を差し延べてこなかった。そして国民もまた、辛苦を強いられた戦争を忘れてきた。日本を代表する写真家の一人である著者は、三十年余りにわたり、草の根の声なき声に耳を傾け、レンズを通して“負の昭和”を浮かび上がらせてきた。本書はこれまで蓄積してきた仕事の総括であり、日本の現代史でもある。
目次
- 第1章 新聞社の十二年
- 第2章 スタッフからフリーへ
- 第3章 花嫁のアメリカ
- 第4章 シャオハイの満洲
- 第5章 まぼろし国・満洲
- 第6章 ヒロシマ万象
- 第7章 花嫁のアメリカ 歳月の風景
- 第8章 二つの人生劇
「BOOKデータベース」 より