PTSD治療ガイドライン : エビデンスに基づいた治療戦略
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PTSD治療ガイドライン : エビデンスに基づいた治療戦略
金剛出版, 2005.3
- タイトル別名
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Effective treatments for PTSD : practice guidelines from the International Society for Traumatic Stress Studies
- タイトル読み
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PTSD チリョウ ガイド ライン : エビデンス ニ モトズイタ チリョウ センリャク
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注記
原書 (Guilford Press, 2000) の抄訳
参考文献: p266-305
内容説明・目次
内容説明
現在、われわれを取りまく社会には、災害、戦争、犯罪、暴力、交通事故、レイプ、虐待等、外傷後ストレス障害(PTSD)の原因となる事象が急増している。本書に記述した治療ガイドラインは、国際トラウマティック・ストレス学会理事会が1997年に設置した「PTSD治療ガイドライン特別作業班(Task Force)」により作成されたものであり、その目的は、過去の広範な実証研究データの批判的検討に基づいて、外傷後ストレス障害(PTSD)と診断された患者に対して提供しうる、最良の治療法を示すことである。DSMによる診断を出発点とし、治療効果において臨床的エビデンスの蓄積されたさまざまな治療技法をその領域のエキスパートが解説している。現段階でエビデンス上もっとも有効とされるのは、薬物療法ではSSRIであり、精神療法では認知行動療法である。しかしそれにとどまらず、エビデンスのレベルを呈示しながら、他のさまざまな治療法の可能性についても紹介している。クライエントに対して治療法をどのように選択し、また各種の技法をいかに組み合わせるか、そして重度の合併障害、顕著な自殺の危険にどう対処するか、フォローアップや治療抵抗性、失敗例の理解など、あらゆる臨床的課題が盛り込まれている。
目次
- 序論
- 診断と評価
- 第1部 PTSD治療へのアプローチ—文献のレビュー(心理的デブリーフィング;認知行動療法;薬物療法;児童思春期の治療 ほか)
- 第2部 治療ガイドライン(心理的デブリーフィング;認知行動療法;薬物療法;児童思春期の治療 ほか)
「BOOKデータベース」 より