身体論のすすめ
著者
書誌事項
身体論のすすめ
(京大人気講義シリーズ)
丸善, 2005.4
- タイトル読み
-
シンタイロン ノ ススメ
大学図書館所蔵 件 / 全246件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
参考文献: p184-189
内容説明・目次
内容説明
誰もが一つずつもつ、にもかかわらず、誰一人として同じでない「身体」。その「身体」という契機によって、私たちが繰り返し問い続けるに値する根底的な「問い」をその根っこからラディカルに確認すること—それが本書のめざすところである。美術、音楽、宗教、天皇制、学校、労働、医学、生物学…11人の論者が掘り下げたその「問い」は、ときに補いあい、ときに重なりあい、ときに呼びかけあい、ときに打ち消しあう。だから、本書に「答え」はない。本書が指し示すものは、あくまで「入り口」、そしてそこから続く果てしない知的探求への「予感」だけだ。
目次
- 寄せて上げる冒険—あるいは身体のポリティクス
- 第1部 表現と身体(ポルノ的身体とは何か—表象理論と身体;日本で裸体を描く—美術と身体;音楽は「聴く」ものか—音楽と身体)
- 第2部 行為と身体(僕は、昔、皿洗いだった—技能と身体;痛み・悼み・祈る—宗教と身体)
- 第3部 制度と身体(明治維新と天皇—天皇制の身体;教室で座るということ—学校と身体;耕す体のリズムとノイズ—労働と身体)
- 第4部 科学と身体(「機械」と「歴史」のあいだ—生命科学の身体観;「血液循環の発見」とは何か—近代医学の身体観)
- 言葉にできない—死と身体
「BOOKデータベース」 より