ソウルにダンスホールを : 1930年代朝鮮の文化
著者
書誌事項
ソウルにダンスホールを : 1930年代朝鮮の文化
(韓国の学術と文化, 22)
法政大学出版局, 2005.5
- タイトル別名
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Formation of modernity in Korea
ソウルにダンスホールを許可せよ : 「現代性」の形成
ソウルにダンスホールを : 1930年代朝鮮の文化
- タイトル読み
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ソウル ニ ダンス ホール オ : 1930ネンダイ チョウセン ノ ブンカ
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注記
欧文タイトルは標題紙裏による
『ソウルにダンスホールを許可せよ--「現代性」の形成』(ソウル : 現実文化研究室, 1999.2刊)の全訳
読むべき文献資料: 各章末
監訳: 川村湊
内容説明・目次
内容説明
1930年代、日本植民地支配下の朝鮮半島の人々は何を考え、どのような生活を営んでいたのか—これまでの政治主義的・民族主義的桎梏を解き放ち、当時の新聞・雑誌の風俗記事やルポルタージュ、座談、写真、風俗画などナマの資料を集成して、植民地化と近代化を同時に体験した人々の生活と文化を生き生きと描き出す異色の文化史。ルンペンやモボ・モガの登場、欧米の映画俳優やレコード歌手への熱狂、恋愛の新風俗など、サブカルチャーの流行現象は当時の日本の大衆文化と同時並行的に進行したものであり、封建制や植民地支配によって抑圧されてきた身体と精神の束縛からの解放を求める民衆レベルでの力強い“近代化”の成果として再評価される。
目次
- 序章 われわれにとって「近代」とは何か
- 第1章 近代を眺める目
- 第2章 物質と科学の時代
- 第3章 知識人、ルンペンとデカダン
- 第4章 流行と大衆文化の形成
- 第5章 新式女性の登場
- 第6章 都市の夢と都市の暮らし
- 第7章 現代的人間の誕生
「BOOKデータベース」 より