Bibliographic Information

グロテスクな教養

高田里惠子著

(ちくま新書, 539)

筑摩書房, 2005.6

Other Title

グロテスクな教養

Title Transcription

グロテスクナ キョウヨウ

Available at  / 222 libraries

Note

引用文献・参照文献: p237-253

Description and Table of Contents

Description

「教養とは何か」「教養にはどんな効用があるのか」—。大正教養主義から、八〇年代のニューアカ、そして、現在の「教養崩壊」まで、えんえんと生産・批判・消費され続ける教養言説の底に潜む悲喜劇的な欲望を、出版社との共犯関係・女性や階級とのかかわりなど、さまざまな側面から映しだす。知的マゾヒズムを刺激しつつ、一風変わった教養主義の復権を目指す、ちょっと意地悪で少しさわやかな教養論論。

Table of Contents

  • 第1章 教養、あるいは「男の子いかに生くべきか」(教養死すとも;教養論をめぐる困難 ほか)
  • 第2章 戦争、そして教養がよみがえる(学力低下を最初に嘆いた人物;教師は喜んでいるか ほか)
  • 第3章 出版社、この教養の敵(教養のアント;いわゆる東大中沢事件 ほか)
  • 第4章 女、教養と階級が交わる場所(禁句について;上野千鶴子なんか怖くない ほか)

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Details

  • NCID
    BA72121263
  • ISBN
    • 4480062394
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    253p
  • Size
    18cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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