近世社会と法規範 : 名誉・身分・実力行使

書誌事項

近世社会と法規範 : 名誉・身分・実力行使

谷口眞子著

吉川弘文館, 2005.6

タイトル別名

近世社会と法規範 : 名誉身分実力行使

タイトル読み

キンセイ シャカイ ト ホウキハン : メイヨ ミブン ジツリョク コウシ

大学図書館所蔵 件 / 156

この図書・雑誌をさがす

注記

博士(文学)学位請求論文「実力行使からみた近世社会と法規範」 (早稲田大学) を再構成したもの

年表あり

内容説明・目次

内容説明

喧嘩や無礼討ちなどの実力行使の実態は、どのようなものだったのか。「家」制度・忠孝道徳などと関連しつつ、国家の法と社会の「生ける法」が生み出した法規範を考察。暴力行為の鎮圧と、刑法原則の浸透の一方で、武士の名誉の観念が社会的規律化を生み、身分制社会の成熟と変容をもたらしたことを解明する。

目次

  • 1 法と理(喧嘩両成敗の理念とその社会的背景;正当防衛の「発見」)
  • 2 法と忠孝道徳(忠孝道徳の重視;密通仕置と妻敵討 ほか)
  • 3 礼秩序と名誉(「無礼」の観念;無礼討ちの諸相と身分制社会)
  • 結論 近世の実力行使と法規範

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ