児童虐待と動物虐待
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児童虐待と動物虐待
(青弓社ライブラリー, 38)
青弓社, 2005.6
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ジドウ ギャクタイ ト ドウブツ ギャクタイ
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児童虐待と動物虐待
2005.6.
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児童虐待と動物虐待
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内容説明・目次
内容説明
「核家族化や都市化の進行によって急増している」とされる児童虐待・動物虐待に対して、それを発見・防止するための法整備や社会制度の設計が推進されている。それらの社会政策は一様に「無痛で犯罪のない社会」を標榜しているが、実は人びとの“自由”に介入して、統治を強化しようとしている。それを、児童虐待や動物虐待の歴史的背景、「世代間で繰り返される虐待」「少年犯罪と動物虐待」などの語られ方、虐待と母性愛神話の関連性などから析出する。児童虐待/動物虐待とソーシャルワーカーの関係性を考察して、虐待予防のためとして専門家によるリスクコントロールを称揚する現代社会の心性を解読する。
目次
- 第1章 虐待とは何か(児童虐待の昔と今;児童虐待を問題化する波 ほか)
- 第2章 虐待にさかのぼる(暴力につながるもの;大人の責任 ほか)
- 第3章 苦痛のスクリーニング(ピエール・リヴィエールの動物虐待;犬のおまわりさん ほか)
- 第4章 虐待は家族を変える(近代家族と児童虐待;母性を神話とする作業 ほか)
- 終章 苦痛の除去と専門家
「BOOKデータベース」 より