記憶・暴力・システム : メディア文化の政治学
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記憶・暴力・システム : メディア文化の政治学
(《思想*多島海》シリーズ, 5)
法政大学出版局, 2005.7
- タイトル別名
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記憶暴力システム : メディア文化の政治学
- タイトル読み
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キオク・ボウリョク・システム : メディア ブンカ ノ セイジガク
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参照文献: 巻末p19-30
第2刷(2007.4)のシリーズ巻号表示: 5
内容説明・目次
内容説明
社会のコミュニケーション構造の暴力性が露わになる高度情報化社会。メディアは、主流の価値観や意見を「常識」化させ、過去・現在の経験を「記憶」として編制し、政治的多数派の形成を推し進める。権力のテクノロジー、闘争・葛藤の過程としてのコミュニケーションを分析するとともに、オーディエンスの行為はメディアのパワーとどう関わるかを中心に、メディア文化の意味および可能性を問う。
目次
- 1 闘争としてのコミュニケーション(コミュニケーション理論の刷新と文化の批判理論)
- 2 メディア文化の政治性を問い直す(メディア・スタディーズにおける「階級」概念の再構築;テレビドラマの言説とリアリティ構成—「テクスト」と「読み」をめぐるポリティクス;抗争するオーディエンス—公共の記憶をめぐる対抗とテレビジョン;規律化した身体の誘惑—『オリンピア』をめぐる人種・ジェンダーの問題系)
- 3 社会システムの再編制(権力のテクノロジーと行為主体の再配備—情報化と社会的リアリティの変容;グローバル化とテレビの文化地政学—現代の戦争とメディア)
- 4 世界との応答関係(幽霊を見る遊戯空間—ベンヤミン以降のメディア論)
「BOOKデータベース」 より