五感で味わうフランス文学
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五感で味わうフランス文学
白水社, 2005.7
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ゴカン デ アジワウ フランス ブンガク
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Description and Table of Contents
Description
時にむせるような芳香に包まれ、時に豊穣な海の幸に官能を刺激され、また時に失われたピアノの音に心奪われる。エロスの波に溺れるかと思えば、死の冷たさにおののく…。フランス文学で味わう人生のすべて。
Table of Contents
- 1 本の匂い、本の味わい(薔薇色の部屋—コレット『シェリ』;いい匂いのする小説—ランブール『ヴァニラの木』 ほか)
- 2 小説の音楽(古い土地の唄—ネルヴァル『シルヴィ』;失われた音楽—アラン=フルニエ『グラン・モーヌ』 ほか)
- 3 愛とエロスの読書(翻訳の快楽—掘口大学訳『グールモン詩集』;フランス文学を糾弾する—クンデラ『生は彼方に』に ほか)
- 4 暴力と死の書物(その男、凶暴につき—ロートレアモン伯爵『マルドロールの歌』;有毒な物語—ギベール『楽園』 ほか)
- 5 究極の一冊(嵐の中で—ネミロフスキー『フランス組曲』)
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