五感で味わうフランス文学

Bibliographic Information

五感で味わうフランス文学

野崎歓著

白水社, 2005.7

Title Transcription

ゴカン デ アジワウ フランス ブンガク

Available at  / 153 libraries

Description and Table of Contents

Description

時にむせるような芳香に包まれ、時に豊穣な海の幸に官能を刺激され、また時に失われたピアノの音に心奪われる。エロスの波に溺れるかと思えば、死の冷たさにおののく…。フランス文学で味わう人生のすべて。

Table of Contents

  • 1 本の匂い、本の味わい(薔薇色の部屋—コレット『シェリ』;いい匂いのする小説—ランブール『ヴァニラの木』 ほか)
  • 2 小説の音楽(古い土地の唄—ネルヴァル『シルヴィ』;失われた音楽—アラン=フルニエ『グラン・モーヌ』 ほか)
  • 3 愛とエロスの読書(翻訳の快楽—掘口大学訳『グールモン詩集』;フランス文学を糾弾する—クンデラ『生は彼方に』に ほか)
  • 4 暴力と死の書物(その男、凶暴につき—ロートレアモン伯爵『マルドロールの歌』;有毒な物語—ギベール『楽園』 ほか)
  • 5 究極の一冊(嵐の中で—ネミロフスキー『フランス組曲』)

by "BOOK database"

Details

  • NCID
    BA72776670
  • ISBN
    • 4560027242
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    232p
  • Size
    20cm
  • Classification
  • Subject Headings
Page Top