なぜ資本主義は暴走するのか : 「株主価値」の恐るべき罠
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なぜ資本主義は暴走するのか : 「株主価値」の恐るべき罠
日本経済新聞社, 2005.8
- タイトル別名
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Origins of the crash : the great bubble and its undoing
なぜ資本主義は暴走するのか : 株主価値の恐るべき罠
なぜ資本主義は暴走するのか
- タイトル読み
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ナゼ シホン シュギ ワ ボウソウスル ノカ : カブヌシ カチ ノ オソルベキ ワナ
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内容説明・目次
内容説明
乗っ取り屋の登場は、企業の経営をどのように変え、何を狂わせたのか?株価が低迷していた1980年代初頭、ウォール街に新たな職業が登場した。「企業乗っ取り屋」である。LBO(レバレッジド・バイアウト)を駆使して株を買い占め、会社の支配権を奪う強引な手法に、経営者たちは震え上がった。乗っ取りを防ぎ、自らの地位を守るためには、株価を上げるしかない—そのために数々のカラクリが編み出された結果、株式市場は空前の活況を呈した。だが、企業の成長よりも株価を優先し、目先の利益ばかりを追い求める経営の果てには、株式市場全体を巻き込んだ破綻劇が待っていた!本格的な企業買収時代を迎えた日本の経営者・投資家・政治家・市場関係者が今こそ知っておくべき歴史的プロセスを、第一級の金融ジャーナリストが深い洞察力で克明に描く。
目次
- 第1章 「株主価値」の誕生
- 第2章 すべては株価のために
- 第3章 貪欲さこそ資本主義だ
- 第4章 数字合わせのゲーム
- 第5章 SECの挫折
- 第6章 ニューエコノミーへの熱狂
- 第7章 時代の寵児、エンロンの策謀
- 第8章 破産者の群れ
- 第9章 苦難の年
- エピローグ
「BOOKデータベース」 より