なぜ資本主義は暴走するのか : 「株主価値」の恐るべき罠

書誌事項

なぜ資本主義は暴走するのか : 「株主価値」の恐るべき罠

ロジャー・ローウェンスタイン著 ; 鬼澤忍訳

日本経済新聞社, 2005.8

タイトル別名

Origins of the crash : the great bubble and its undoing

なぜ資本主義は暴走するのか : 株主価値の恐るべき罠

なぜ資本主義は暴走するのか

タイトル読み

ナゼ シホン シュギ ワ ボウソウスル ノカ : カブヌシ カチ ノ オソルベキ ワナ

大学図書館所蔵 件 / 152

この図書・雑誌をさがす

内容説明・目次

内容説明

乗っ取り屋の登場は、企業の経営をどのように変え、何を狂わせたのか?株価が低迷していた1980年代初頭、ウォール街に新たな職業が登場した。「企業乗っ取り屋」である。LBO(レバレッジド・バイアウト)を駆使して株を買い占め、会社の支配権を奪う強引な手法に、経営者たちは震え上がった。乗っ取りを防ぎ、自らの地位を守るためには、株価を上げるしかない—そのために数々のカラクリが編み出された結果、株式市場は空前の活況を呈した。だが、企業の成長よりも株価を優先し、目先の利益ばかりを追い求める経営の果てには、株式市場全体を巻き込んだ破綻劇が待っていた!本格的な企業買収時代を迎えた日本の経営者・投資家・政治家・市場関係者が今こそ知っておくべき歴史的プロセスを、第一級の金融ジャーナリストが深い洞察力で克明に描く。

目次

  • 第1章 「株主価値」の誕生
  • 第2章 すべては株価のために
  • 第3章 貪欲さこそ資本主義だ
  • 第4章 数字合わせのゲーム
  • 第5章 SECの挫折
  • 第6章 ニューエコノミーへの熱狂
  • 第7章 時代の寵児、エンロンの策謀
  • 第8章 破産者の群れ
  • 第9章 苦難の年
  • エピローグ

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ