厄介なる主体 : 政治的存在論の空虚な中心
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書誌事項
厄介なる主体 : 政治的存在論の空虚な中心
青土社, 2005.9-2007.4
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- タイトル別名
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The ticklish subject : the absent centre of political ontology
- タイトル読み
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ヤッカイナル シュタイ : セイジテキ ソンザイロン ノ クウキョナ チュウシン
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注記
原タイトルは奥付による
内容説明・目次
- 巻冊次
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1 ISBN 9784791760763
内容説明
グローバリズムやリベラリズムの猛威が切迫する中、ラディカリストは反資本主義という火急の政治的課題を理論化できるか。ヘーゲル、ハイデガー、アルチュセールらの主体論を緻密に走査し、資本主義の搾取においてデカルト的主体は無罪と論駁する。加速する資本のダイナミズムに抗し、文化総体を再審に付すジジェクの雄勁な論理。
目次
- 西洋のアカデミズムに亡霊が…
- 第1部 「世界の闇夜」(超越論的想像力の行きづまり—カントを読むハイデガー;ヘーゲル的主体、この厄介なもの)
- 第2部 引き裂かれた普遍性(真理のポリティクス—聖パウロを読むバディウ;ポリティクスの主体的な前景化、それが迎える結末)
- 巻冊次
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2 ISBN 9784791763221
内容説明
グローバル資本の奔流を前に、主体の危機に瀕する現代人はその波に翻弄されるがままなのか。女性、ゲイ、民族など複数の主体が形成されるポストモダンにあって、J.バトラー、ラカンらの精神分析との対峙から、ラディカリストは超越的主体という亡霊との対決の道を切り拓く—。ジジェクの華麗な論理が躍る、現代思想の一大収穫。
目次
第3部 主体であるための隷属から、主体であることの欠乏へ(激しい(脱)愛着—フロイトを読むバトラー;オイディプスよ、どこに?)
「BOOKデータベース」 より