われら以外の人類 : 猿人からネアンデルタール人まで
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書誌事項
われら以外の人類 : 猿人からネアンデルタール人まで
(朝日選書, 783)
朝日新聞社, 2005.9
- タイトル読み
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ワレラ イガイ ノ ジンルイ : エンジン カラ ネアンデルタールジン マデ
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注記
参考文献と読書案内: p285-292
内容説明・目次
内容説明
700万年前のアフリカで、類人猿との共通祖先から分かれて以来、私たちホモ・サピエンスまでのヒトの進化は一本道ではない。何度も「枝分かれ」を経験し、何種類もの人類が同時に地球上を歩く時代がつい最近まで続いていた。たとえば、がっしりした体形のエチオピクス猿人と華奢なガルヒ猿人、頑丈なボイセイ猿人やロブストス猿人と現生人類に続く系統のホモ・ハビリスやホモ・エレクトスが、共存していたらしい。ネアンデルタール人とホモ・サピエンスも、同じ地域に暮らした証拠が残っている。ヒトの仲間とされるのは、ホモ・サピエンス以外に20種近く。そのうちいま生き残っているのは、サピエンスただ1種だけ。「われら以外の人類」たちが世界から姿を消したこの数万年は、長いヒトの歴史から見るとむしろ例外的なのだ。「共存」を軸にたどるヒトの来た道。
目次
- 序章 ホビットの島
- 第1章 最古のヒトを求めて
- 第2章 揺籃の地アフリカ
- 第3章 ヒトへの道を進む
- 第4章 広がるヒトたち
- 第5章 われらホモ・サピエンスの時代
- エピローグ 見えた!「共存」の秘密—のんびりゴリラとこだわりチンパンジー
「BOOKデータベース」 より