『国富論』を読む : ヴィジョンと現実
著者
書誌事項
『国富論』を読む : ヴィジョンと現実
名古屋大学出版会, 2005.10
- タイトル別名
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Across The wealth of nations : vision and reality
国富論を読む : ヴィジョンと現実
- タイトル読み
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コクフロン オ ヨム : ヴィジョン ト ゲンジツ
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内容説明・目次
内容説明
スミスを現代に開く。文明の進歩によって誰もが豊かになれる、という経済学の約束は果たして実現されたのか。あらたな視点から『国富論』を読み直し、その明暗のコントラストのなかに、市場原理にもとづく現代社会の困難を浮かび上がらせる。
目次
- 序(国民の豊かさ—物量主義と平均主義;微妙なレトリック—「にもかかわらず」か「それゆえに」か ほか)
- 第1章 穀物と民衆(都市と農村における貧困問題;穀物市場の効率性と食糧の安定供給 ほか)
- 第2章 利益と秩序(「利益」の社会的・知識論的意味;資本の安全と「見えない手」 ほか)
- 第3章 投機と組織(定常的な経済と投機的精神—「総合報酬」の均等化;投資と投機 ほか)
- 第4章 帝国と現代(空間としての現在—文明と野蛮;歴史としての現在—歴史の逆行と順行 ほか)
「BOOKデータベース」 より