道教とはなにか
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道教とはなにか
(中公叢書)
中央公論新社, 2005.11
- タイトル読み
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ドウキョウ トワ ナニ カ
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注記
参考文献: p298-306
内容説明・目次
内容説明
道教がわかれば、中国のことはまるごとわかる、と魯迅は言った。中国は儒教の国だと、多くの日本人は漠然と考えているようだが、欧米の人々にとって、中国は「タオ(道)」の国である。街角の書店で『論語』の英訳や仏訳は見つからなくても、『老子』なら手に入れることができる。そして香港、台湾、東南アジアの華人街を歩けば、道教が人々の心のよりどころとなっていることを実感させられる。そこでは道教こそが生き生きとしているのである。道教がわかれば、『三国志演義』『西遊記』『封神演義』等の小説を読む楽しみも、倍加するにちがいない。
目次
- 道教をめぐるQ&A
- 第1章 さまざまな神々を祀る宮廟
- 第2章 仙人たちの姿と伝記
- 第3章 房中術・導引・禹歩—道教に取り込まれる古代の方術(1)
- 第4章 呪言—道教に取り込まれる古代の方術(2) 呪語「急急如律令」を中心に
- 第5章 呪符—道教に取り込まれる古代の方術(3)
- 第6章 煉丹術の成立と展開—外丹の場合
- 第7章 道教と医薬
- 第8章 道教の歴史
- 第9章 日本文化と道教
- 第10章 現代の道教と気功事情
「BOOKデータベース」 より