電波利権
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電波利権
(新潮新書, 150)
新潮社, 2006.1
- タイトル読み
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デンパ リケン
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内容説明・目次
内容説明
「電波」という観点から見ると、テレビ局はとてつもない「既得権益集団」である。タダで貰った電波を無駄遣いする、電波利用料を携帯会社にツケ回す、政治家に媚を売り新規参入を妨害する、ほとんど無意味な「デジタル化」を進めてインターネット放送を潰す…。公共財であるべき「電波」が私物化されているのだ。「電波利権」の驚くべき構造を描き出し、「電波開放への道」も提言する論争の書。
目次
- 第1章 浪費される電波
- 第2章 テレビ局を覆い続ける「田中角栄」の影
- 第3章 政治に翻弄されたハイビジョン
- 第4章 地上デジタル放送は「平成の戦艦大和」
- 第5章 NHKは民営化できる
- 第6章 携帯電話「標準化」をめぐる攻防
- 第7章 無線インターネット革命の夜明け
- 第8章 電波開放への道
- 第9章 通信と放送は融合できるか
- 第10章 電波社会主義を超えて
「BOOKデータベース」 より