セイヴィングキャピタリズム
著者
書誌事項
セイヴィングキャピタリズム
慶應義塾大学出版会, 2006.1
- タイトル別名
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Saving capitalism from the capitalists : unleashing the power of financial markets to create wealth and spread opportunity
- タイトル読み
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セイヴィング キャピタリズム
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注記
その他の訳者: アブレウ聖子, 有岡律子, 関村正悟
原著 (New York : Crown Business, c2003) の翻訳
参考文献: p449-465
内容説明・目次
内容説明
バングラデシュを永遠の貧困に、あるいはアメリカを永遠の繁栄に運命づける経済の鉄則など存在しない。20世紀初頭には活気のある開放的な金融市場が広範な繁栄を創造したが、その後、大恐慌の間に「大反動」が到来した。市場とは何をするものなのか、誰が利益を得るのか、そして本当は誰が市場を制限ないし閉鎖したいと欲しているのかについて、より深く理解されない限り、それはまた起こりうるし、起こるであろう。本書は、右派だ左派だといった伝統的なイデオロギー的議論を打破して、新しい理解の枠組みを示し、生産性に優れた資本主義の可能性を広めるものである。
目次
- 第1部 自由な金融市場の利益(金融は金持ちだけに利益をもたらすのか;シャイロックの変身 ほか)
- 第2部 金融市場はどのようなときに発展するのか(政府をどう手なずけるか;金融の発展に対する障害 ほか)
- 第3部 大反動(戦間期の大反動;なぜ市場は抑圧されたのか ほか)
- 第4部 市場を政治的にもっと頑健にするにはどうしたらよいか(今後の課題;資本家から資本主義を救う)
「BOOKデータベース」 より