書誌事項

東欧の20世紀

高橋秀寿, 西成彦編

人文書院, 2006.3

タイトル別名

東欧の二〇世紀

タイトル読み

トウオウ ノ 20セイキ

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注記

参考文献あり

内容説明・目次

内容説明

帝国、国民国家、マイノリティ、民族自決、ホロコースト、民族浄化、ユダヤ人、ロマ、社会主義国家、分裂と統合、記憶、歴史…世界の縮図としての東欧は激動の世紀をどう生きたか。国民国家・帝国の躓きの石。

目次

  • 1 国民化の暴力—マイノリティの創出と排除(「マイノリティ」を「保護」するということ—国際連盟によるシステム化と支配の構図;何も終わってはいない—東ガリツィアにおけるホロコーストの記憶をめぐって;ブルガリアの創氏改名と脱亜主義—「民族再生プロセス」再考;マイノリティとしてのチェコのコマ—非ロマとの関係をめぐって)
  • 2 複数の故郷—越境する文化と記憶(「アメリカ」の誕生、またはもう一つの失われた故郷—ボヘミアからミネソタへ;多言語的な東欧と「ドイツ人」の文学)
  • 3 問われる“国民の歴史”—体制の転換と記憶の転換(隣人の記憶—ポーランドにおける「過去の克服」とドイツ;ノスタルジーか自己エンパワーメントか—東ドイツにおける「オスタルギー」現象;社会主義国家の建国神話—『戦艦ポチョムキン』から『グッバイ、レーニン!』まで;中央ヨーロッパの歴史とは何か—異端派サークルにおける現代史論争;地域史とナショナル・ヒストリー—バルカン諸国共通歴史副教材の「戦略」)

「BOOKデータベース」 より

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