読む哲学事典
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読む哲学事典
(講談社現代新書, 1839)
講談社, 2006.5
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ヨム テツガク ジテン
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Description and Table of Contents
Description
哲学事典を引く人が、「存在」とか「記憶」とかの意味をまったく知らない、などということは考えにくい。求められているのは日常では一見自明な言葉に哲学者が見出す亀裂であり、それを通して見えてくる思いがけない意味連関ではなかろうか?概念間の連関が重要なのだ。ゆえに、哲学事典は一貫した視点で、一人が全項目を書くべきなのだ。これは、すべてを網羅するという事ではない。多くの知識を蓄える事が問題ではない。問題は、越境的な精神の自由を確保する事なのである。本書では、諸概念の連関を強調するため、事項を単独で説明するのではなく、一対の概念に対して説明をした。
Table of Contents
- 愛と暴力
- アキレスと亀
- 一者と実在性
- イロニーとユーモア
- 運と偶然
- 可能性と反実在論
- 共通感覚と感覚質
- 言語と意味
- 検証主義とプラグマティズム
- ここと私〔ほか〕
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