表象としての母性
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書誌事項
表象としての母性
ミネルヴァ書房, 2006.6
- タイトル読み
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ヒョウショウ トシテノ ボセイ
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注記
初出一覧: p197-198
文献一覧: 巻末p8-18
内容説明・目次
内容説明
「母性」はいかに語られ、その言説によって母の実体として定着してきたのかを、英語圏文化、特に文学・映画作品から見る。そして、そこで扱われる摂食異常、母娘関係、妊娠・出産のシーンなどが文学や映像でいかに表象されているのかを捉える。同時に「母性」がどのように時代のイデオロギーに影響を受けているのか、あるいは対抗しているのかを考察する。
目次
- 母性論
- 第1部 英国の母性観(母性の誕生;フランケンシュタインとメアリー・シェリーのねじれた母性)
- 第2部 抵抗する娘たち(母の死は娘の解放なのか—「真ん中の引き出し」;食べることと母娘の対立—マーガレット・アトウッドの『レディ・オラクル』 ほか)
- 第3部 映画の中の母性(母の娘でもなく父の娘でもなく—『マーニー』;家父長制度を拒絶・共謀する母—『ステラ』 ほか)
- 第4部 妊娠・出産の表象(語りえないものを語る—二人のジーニーの出産;『エイリアン』三作品における母性 ほか)
「BOOKデータベース」 より