棗椰子 (なつめやし) の木陰で : 第三世界フェミニズムと文学の力
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書誌事項
棗椰子 (なつめやし) の木陰で : 第三世界フェミニズムと文学の力
青土社, 2006.7
- タイトル別名
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棗椰子の木陰で : 第三世界フェミニズムと文学の力
- タイトル読み
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ナツメヤシ ノ コカゲ デ : ダイサン セカイ フェミニズム ト ブンガク ノ チカラ
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注記
参考文献: 論文末
内容説明・目次
内容説明
爆撃されるイラクの街に生き茂った棗椰子が、世界を変える夢の力を呼びさます—第三世界の女性たちの声に耳を澄ましフェミニズムを大きく動かした著者が、文学や映画をはじめとして、出来事の深みに降りゆく想像力をもつさまざまな試みのなかに、新たな世界への扉をさぐりあてる。
目次
- 1 文学に何ができるか(棗椰子の木陰の文学;出来事の低みで)
- 2 だれが語り、だれが読むのか(「二級読者」あるいは「読むこと」の正統性をめぐって;私、「私」、「「私」」…M/other’s Tongue(s);ハーレムの少女とポストコロニアルのアイデンティティ)
- 3 文学の第三世界(知の地方主義を越えて—新たなる普遍性に向けて;ふたつのアラビア語、あるいは「祈り」としての文学;アリーファ・リファアト、女の生/性の闇を描く;第三世界における女性と解放—フェミニズム、脱植民地主義、ナショナリズム)
- 4 暴力と抵抗を証言する(クロニクル1997〜2006)
- 5 夢みる力(パレスチナの夢;ワタン(祖国)とは何か)
「BOOKデータベース」 より