南の思想 : 地中海的思考への誘い
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書誌事項
南の思想 : 地中海的思考への誘い
(講談社選書メチエ, 365)
講談社, 2006.7
- タイトル別名
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Il pensiero meridiano
地中海的思考への誘い
- タイトル読み
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ミナミ ノ シソウ : チチュウカイテキ シコウ エノ イザナイ
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注記
原著(Gius. Laterza & Figli, c1996)の増補新版(2005)をもとにした翻訳
参考文献: p278-287
内容説明・目次
内容説明
遅さ、矛盾、自由。「南」には近代が忘れた富がある。力ではなく弱さを。所有の自閉のかわりにフロンティアの開放を。ブレーキの壊れた資本主義のかわりにゆったりとした「適度」を。「南=貧困」のステレオタイプを打ち破る、近代合理主義への「南」=地中海からの回答。
目次
- 「南」の思想のために
- 第1部 地中海(ゆっくり歩む;陸と海)
- 第2部 ホモ・クーレンス(走り続ける人間)(フロンティアを考える;走行の原理主義)
- 第3部 思想の軋轢(アルベール・カミュ、あるいは南の思想の必要性;ピエルパオロ・パゾリーニ、あるいは人生の自己撞着)
「BOOKデータベース」 より