受難の意味 : アブラハム・イエス・パウロ
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書誌事項
受難の意味 : アブラハム・イエス・パウロ
東京大学出版会, 2006.7
- タイトル別名
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The meaning of the suffering : St. Paul, Abraham and Jesus
受難の意味 : アブラハムイエスパウロ
- タイトル読み
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ジュナン ノ イミ : アブラハム イエス パウロ
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注記
欧文タイトルは標題紙裏より
内容説明・目次
内容説明
十字架のイエス、アブラハムのイサク犠牲—旧新約聖書の解釈を通して、罪業や悪を契機とした共生の可能性を探る。アウシュヴィッツや原理主義に象徴される他者の苦難への問い。
目次
- 第1章 苦難を「用いる」—パウロにおける十字架と苦難の神学(「贖罪」の出来事としてのイエスの死;原始エルサレム教会の贖罪信仰;パウロの「十字架の神学」;パウロの苦難の神学;おわりに)
- 第2章 アブラハムの受難と他者の地平—漂泊の物語からハヤトロギア(ヘブライ的存在論)的共生へ(アブラハム物語のコンテキスト、筋的物語(連辞論、通時的連関)と並行的物語(範例論、共時的連関);物語論的解釈とアブラハムによるイサク犠牲の物語;物語の原型史(アブラハムのケノーシス的物語)からハヤトロギア(ヘブライ的存在論)へ;アブラハム物語と現代におけるその解釈学的メッセージ;むすびとひらき)
- 第3章 十字架はどこに立ったか—無限有限皮膜の間(人生の謎;ソクラテス獄中問答;よそ者の不安と歓待 ほか)
- 総合討論
「BOOKデータベース」 より