公共政策決定の理論
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公共政策決定の理論
(Minerva人文・社会科学叢書, 114)
ミネルヴァ書房, 2006.8
- Other Title
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Public policymaking reexamined
- Title Transcription
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コウキョウ セイサク ケッテイ ノ リロン
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Note
監訳: 足立幸男
原著増補改訂版 (Transaction Publishers, 1983) の翻訳
参考文献: トランズアクションズ社版への序文末 (p25-40)
参考文献リスト: 巻末p23-63
Description and Table of Contents
Description
複雑化する現代社会において、公共政策が作成される現場は分野ごとに細分化され、また各アクターの思惑が激しく対立する。そうしたなかで、公共政策の全般的なクオリティを高める、実効性のある一般的方法を追及することは可能だろうか。著者は、「意思決定システム」という観点から、公共政策が形成されるその全貌を把握し、また、改善すべき点を指摘し、変革の提案を行なう。その準拠点となるのが、組織論・経営科学や社会諸科学の知見を集約して構築される、資源制約のなかで「現実的に理想的な」状態を示す公共政策決定の「最適モデル」である。政策研究の体系化を目指す著者の先駆的業績は、中心的な理論が不在の政策研究の現状において、ますます重要性を増している。
Table of Contents
- 第1部 本書の課題
- 第2部 公共政策決定を評価するための枠組み
- 第3部 現代の公共政策決定についての診断的評価
- 第4部 公共政策決定の最適モデル
- 第5部 公共政策決定のクオリティ向上のために
- 第6部 決断—自らの手で未来を創り出すか、それともこのままズルズルといくか
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