脳のなかの水分子 : 意識が創られるとき
著者
書誌事項
脳のなかの水分子 : 意識が創られるとき
紀伊國屋書店, 2006.8
- タイトル読み
-
ノウ ノ ナカ ノ ミズ ブンシ : イシキ ガ ツクラレル トキ
大学図書館所蔵 件 / 全212件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
今、麻酔学で意識をとる全身麻酔のメカニズムとして説明されるのは、「脂肪に溶けやすいから(脳に入りやすい)」。この定説に疑問をもった著者は1973年、ポーリング博士の「(全身麻酔は)水のクラスター形成をうながし、結晶をつくるから」という論文に出会う。著者の「脳とこころ」の探求の出発点はまさにここで、脳のなかの水分子から、意識の謎を説明する「脳の渦理論」誕生までの興奮に満ちた話を語る。
目次
- 水の妖精
- 生命の源
- 水と水分子
- 麻酔学の禁じ手
- 水分子の高速道路
- 熱の脳科学
- 脳の渦
- 水分子の交響曲
- 脳という名の複雑系
- 少年探偵団
「BOOKデータベース」 より