捕鯨問題の歴史社会学 : 近現代日本におけるクジラと人間
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書誌事項
捕鯨問題の歴史社会学 : 近現代日本におけるクジラと人間
東信堂, 2006.9
- タイトル別名
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A historical sociology of the whaling issue : relationships between whales and human beings in modern Japan
捕鯨問題の歴史社会学 : 近現代日本におけるクジラと人間
- タイトル読み
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ホゲイ モンダイ ノ レキシ シャカイガク : キンゲンダイ ニホン ニオケル クジラ ト ニンゲン
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注記
博士論文「近現代日本におけるクジラと人間のかかわりに関する歴史社会学的研究」 (京都大学, 2002年提出) を加筆修正したもの
引用文献その他: p205-215
内容説明・目次
内容説明
かつて全海洋くまなく展開された商業捕鯨は、はたして日本文化の伝統か?詳細な歴史的分析に基づき、近現代日本人の経験と記憶に彩られた捕鯨観を相対化し、現在の国家間対立構造打破の突破口として、人間とクジラとの新たな関わりを示唆する、気鋭の労作。
目次
- 序章 本書の課題
- 第1章 近代日本捕鯨業における技術導入と労働者
- 第2章 経験の交錯としての暴動—「東洋捕鯨株式会社鮫事業場焼き打ち事件」の分析
- 第3章 クジラ類の天然記念物指定をめぐって—産業としての野生生物の利用を考える
- 第4章 近代日本における鯨肉食の普及過程
- 第5章 「乱獲の論理」を探る—捕鯨関係者の言説分析
- 終章 捕鯨問題における「文化」表象の政治性について
「BOOKデータベース」 より