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禁断の科学

池内了著

晶文社, 2006.9

タイトル読み

キンダン ノ カガク

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注記

参考文献: 章末

内容説明・目次

内容説明

かつては自然の謎を読み解くことが科学者の仕事だった。だが、20世紀にはいり、科学的発見は技術と直結し、軍事的に、産業的に、大きな力をもつようになった。世紀の前半には、原子爆弾やロケット=ミサイルの開発、後半には、IT技術や遺伝子操作や人工化学物質の合成など、戦争と技術革新の時代に、国家の命運をになった科学者たちの生きかたを検証し、科学の暴威をくいとめるには何ができるかを考える。

目次

  • 第1部 戦争と科学者(戦争への科学者の関わり—真理と倫理のジレンマ;第一次世界大戦—国家が科学者を戦争に駆り立てた;マンハッタン計画—これで我々は全員悪党だよ;日本の戦時科学者—歪められた愛国心;ロケット開発—宇宙への夢とミサイルの悪夢;冷戦下の科学—歯車としての科学者;科学者の「ノー」—平和運動のひろがり;科学者の社会的責任—求められる倫理規範)
  • 第2部 現代科学の光と影(原子力の現代—原発を巡る諸問題;ITがもたらすもの—情報化社会と監視社会;人工化学物質—食の科学;遺伝子操作の論理—神の代役をする科学者;未来技術の明暗—ロボットとナノテクノロジー)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA78524160
  • ISBN
    • 4794967012
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    254p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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