原初からの問い : バシュラール論考
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原初からの問い : バシュラール論考
(《思想*多島海》シリーズ, 7)
法政大学出版局, 2006.9
- タイトル読み
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ゲンショ カラノ トイ : バシュラール ロンコウ
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注記
ガストン・バシュラール略年譜: p17-19
内容説明・目次
内容説明
広大無辺の想像力の世界を四大元素をもとに分析したバシュラールの詩的想像力論を追跡・検討し、イマージュを“もの”と“人間”の出会う場として位置づけつつ、近代化=科学的思考によって失われた詩的想像力と自然・身体性の回復をめざす。科学的認識論をふまえた物質的想像力論により、詩学の根本概念を探る。前著『バシュラールの詩学』で展開した論考をさらに発展させた続編。
目次
- 第1部 想像力の理論(バシュラールの想像力理論の理解をめぐって;切断と連続—接木という概念装置をめぐって)
- 第2部 『瞬間の直観』を読む(瞬間;習慣の問題と不連続な時間;進歩の観念と不連続な時間の直観)
- 第3部 二つの詩学(シニフィアンの詩学覚書;沈黙の詩学覚書;バシュラールからセールへ—複雑系の哲学)
「BOOKデータベース」 より