健康の社会史 : 養生、衛生から健康増進へ

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健康の社会史 : 養生、衛生から健康増進へ

新村拓著

法政大学出版局, 2006.10

Other Title

健康の社会史 : 養生衛生から健康増進へ

Title Transcription

ケンコウ ノ シャカイシ : ヨウジョウ エイセイ カラ ケンコウ ゾウシン エ

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Description and Table of Contents

Description

古代から近世までの“養生”とは本来、天より授けられた寿命を生き切り、死に切るためのものであった。「ほどほどの養生」により「ほどほどの健康」を得て、「ほどほどの生」を終えるのが理想であった。それが近代の富国強兵策と結びついた“衛生”思想を経て、現代の医療費削減を目的とした健康増進法(義務としての健康)にいたる間に、どのように変化してきたのか、貝原益軒の『養生訓』、後藤新平や森鴎外、北里柴三郎らを検討して、生命の尊厳、健康の意味と本質を問いなおす。

Table of Contents

  • 第1章 生命の尊厳と養生
  • 第2章 生き切り、死に切るための養生
  • 第3章 後藤新平の衛生思想とその周縁
  • 第4章 健康を監視する衛生社会
  • 第5章 衛生警察に従事する巡査の苦労と苦悩
  • 第6章 衛生の内面化に向けた健康教育
  • 第7章 国民の義務としての健康

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Details

  • NCID
    BA78793912
  • ISBN
    • 4588312103
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    v, 247, viiip
  • Size
    20cm
  • Classification
  • Subject Headings
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