集中講義!日本の現代思想 : ポストモダンとは何だったのか

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集中講義!日本の現代思想 : ポストモダンとは何だったのか

仲正昌樹著

(NHKブックス, 1072)

日本放送出版協会, 2006.11

タイトル別名

日本の現代思想 : 集中講義! : ポストモダンとは何だったのか

集中講義日本の現代思想 : ポストモダンとは何だったのか

タイトル読み

シュウチュウ コウギ ニホン ノ ゲンダイ シソウ : ポストモダン トワ ナンダッタノカ

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注記

関連年表: p252-264

内容説明・目次

内容説明

1980年代、「ポストモダン」が流行語となり現代思想ブームが起きた。「現代思想」は、この国の戦後思想をどのような形で継承したのか。海外思想をどのように咀嚼して成り立ったのか。なぜ80年代の若者は「現代思想」にハマったのか。丸山眞男や吉本隆明など戦後思想との比較をふまえ、浅田彰や中沢新一らの言説からポストモダンの功罪を論じる。思想界の迷走の原因を80年代に探り、思想本来の批判精神の再生を説く。沈滞した論壇で唯一気を吐く鬼才による、異色の現代思想論。

目次

  • 序 かつて、「現代思想」というものがあった
  • 1 空回りしたマルクス主義(現実離れの戦後マルクス主義;大衆社会のサヨク思想)
  • 2 生産から消費へ—「現代思想」の背景(ポストモダンの社会的条件;近代知の限界—構造主義からポスト構造主義へ)
  • 3 八〇年代に何が起きたのか(日本版「現代思想」の誕生;「ニュー・アカデミズム」の広がり)
  • 4 「現代思想」の左転回(なぜ「現代思想」は「終焉」したのか;カンタン化する「現代思想」)

「BOOKデータベース」 より

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