書誌事項

機械=身体のポリティーク

中山昭彦, 吉田司雄編著

(青弓社ライブラリー, 47)

青弓社, 2006.11

タイトル別名

機械身体のポリティーク

タイトル読み

キカイ シンタイ ノ ポリティーク

大学図書館所蔵 件 / 124

注記

内容: はじめに(1「「機械=身体」論を見つめかえすために」, 2「「からだ」が海を渡るとき」), 第1章「モダニズム文学と「破砕される身体」」-第8章「ピグマリオン神話の現在形」, 著者略歴

ワークショップ「加工/仮構される身体 -- ロボット・女性表象・断片の政治学」(2006年6月2日於国立東洋学院(パリ))の発表をもとにしたもの

収録内容

  • 「機械=身体」論を見つめかえすために / 吉田司雄 [執筆]
  • 「からだ」が海を渡るとき / アンヌ=バヤール・坂井 [執筆]
  • モダニズム文学と「破砕される身体」 : 江戸川乱歩・葉山嘉樹・宮沢賢治 / 押野武志 [執筆]
  • マッド・サイエンティストの子供たち : 昭和初期の人造人間文学と優生学 / 中村美理 [執筆]
  • 瀧口修造の手 : シュルレアリスムの「機械」のために / 齊藤哲也 [執筆]
  • 〈差異〉の身体=機械学 : 藤枝静男『空気頭』論 / 佐藤淳二 [執筆]
  • 光の使者=成瀬巳喜男 : 『鶴八鶴次郎』論 / 中山昭彦 [執筆]
  • 「亡霊」と出会ったとき : コメント / 応雄 [執筆]
  • 日本の〈怒れる若者〉と女性身体を巡る闘争 / 水溜真由美 [執筆]
  • ロボット物語における記憶と死 : 『プルートゥ』試論 / 馬場伸彦 [執筆]
  • ピグマリオン神話の現在形 : 押井守『イノセンス INNOCENCE』の向こうに / 吉田司雄 [執筆]

内容説明・目次

内容説明

インターネットに代表される「身体拡張原理としてのテクノロジー」の進展は、そこにいながらにしてすべてが可能であるかのように錯覚させ、私たちの身体感覚を希薄化させている。その一方、“失われた理想の身体像”へのあくなき欲望を昂進させつづけてもいる。この両義的状況にある現在をふまえて問うべきは、私たちは表象の領域で「多様な力学の結節点としての身体」をどのように夢見てきたのか、である。人造人間文学と優生学に密輸入される身体、映画=複製技術で差異化しつづける身体、“怒れる若者”映画/文学で翻弄される女性身体、『PLUTO』で破壊されるロボットの身体…。映画・文学・アニメ・マンガなどの領域で描かれる身体に焦点を当て、それに作動する多様なメカニズムを解読して、私たちがもつ生‐政治への欲望を明らかにする。

目次

  • 第1章 モダニズム文学と「破砕される身体」—江戸川乱歩・葉山嘉樹・宮沢賢治
  • 第2章 マッド・サイエンティストの子供たち—昭和初期の人造人間文学と優生学
  • 第3章 瀧口修造の手—シュルレアリスムの「機械」のために
  • 第4章 “差異”の身体=機械学—藤枝静男『空気頭』論
  • 第5章 光の使者=成瀬巳喜男—『鶴八鶴次郎』論
  • 第6章 日本の“怒れる若者”と女性身体をめぐる闘争
  • 第7章 ロボット物語における記憶と死—『プルートゥ』試論
  • 第8章 ピグマリオン神話の現在形—押井守『イノセンス INNOCENCE』の向こうに

「BOOKデータベース」 より

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