老いへのまなざし : 日本近代は何を見失ったか
著者
書誌事項
老いへのまなざし : 日本近代は何を見失ったか
(平凡社ライブラリー, 597)
平凡社, 2006.12
- タイトル別名
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老いの近代
- タイトル読み
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オイ エノ マナザシ : ニホン キンダイ ワ ナニ オ ミウシナッタカ
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注記
『老いの近代』(岩波書店 1999年刊) に加筆・訂正を行い改題したもの
参考文献: p288
内容説明・目次
内容説明
人は誰も老いる。にもかかわらず老年はなぜ、否定—肯定のイメージに引き裂かれるのか。老いの実相をありのままに見、共生する社会とは?日本の近代二百年の老いの姿をとらえ、隠蔽された問題を検証し、老いと向き合う個性的なケースを掘り起こす。来るべき社会の老いの意味を問い直す話題作。
目次
- 第1部 「生と老い」をつなぐ—「老いる」の地平へ(老人の入る席・子どもの入る席;方法としての老い—内なる年齢の呼び声;老いていく身体と時間—微光性の世界)
- 第2部 「昭和」の老い—終わりない旅(記憶の熟成と表出—「最後」の被爆者として;ご奉公願い下げ—老いゆく“未復員”;境界を生きる老い(在日朝鮮人の選択;アイヌ語の再生))
- 第3部 老いのパフォーマンス—一人ひとりの意味場(長寿と記憶の共同体—沖縄から吹く風;文体と老い—吉野せいの世界;老いの未完成交響楽—職人の技;演じる老い・生きられる老い—「おばあさん」俳優;「悪女」集団の四〇年—女と老い)
「BOOKデータベース」 より