闘いの世紀を生きた数学者 : ローラン・シュヴァルツ自伝 : Laurent Schwartz 1915〜2002
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闘いの世紀を生きた数学者 : ローラン・シュヴァルツ自伝 : Laurent Schwartz 1915〜2002
シュプリンガー・ジャパン, 2006.12
- 上
- 下
- タイトル別名
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Un mathématicien aux prises avec le siècle
闘いの世紀を生きた数学者 : ローランシュヴァルツ自伝 : Laurent Schwartz 1915〜2002
- タイトル読み
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タタカイ ノ セイキ オ イキタ スウガクシャ : ローラン シュヴァルツ ジデン : Laurent Schwartz 1915 2002
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内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784431712282
内容説明
1915年、パリのユダヤ系ブルジョア家庭に生まれたシュヴァルツは少年時代を田園地帯で過ごす。16歳のとき、数学の美しさにめざめ、数学者を目指すべく最難関のエコール・ノルマル受験を決意。19歳で入学し、数学の才能を開花させてゆく一方、革命家としての自己変革を遂げ、トロツキストとなる。第二次世界大戦末期、ユダヤ人に対する強制連行が日常になると、薄氷を踏むような地下生活に追い込まれるが、戦争終結と時を同じくして超関数を発見。35歳でフィールズ賞を受賞し、歴史にのこる世界的な賞賛を受ける。十代で恋におちた相手が婚約後、大病に冒されるが、苦難を乗り越えて結婚する物語も印象深い。
目次
- エデンの園
- 第1部 青年時代(数学への目覚め;ノルマリアンとして、恋する者として;トロツキスト;戦時下の研究者;ユダヤ人に対する戦争)
- 第2部 科学の陽光の下で(超関数の発明;革命運動、教育、研究;国際的評価)
- 巻冊次
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下 ISBN 9784431712336
内容説明
1947年にトロツキー主義から離れたシュヴァルツは、水を得た魚のように、党派にとらわれない戦いの中心となってゆく。1959年エコール・ポリテクニークの教授になるやいなや、この最高学府の教育改革にのりだす。一方アルジェリア戦争中は、植民地解放闘争を支持し、フランス政府による拷問を糾弾。1963年頃からはベトナム解放戦線勝利のための運動に専念する。そしてソ連によるアフガニスタン侵略への抗議運動、反体制思想のために囚われた数学者の救出運動にも果敢に挑む。数学者シュヴァルツの命を懸けた真剣な闘いの年月が克明に活写され、読む者を惹きつける。
目次
- 第2部 科学の陽光の下で(エコール・ポリテクニークの改革)
- 第3部 政治闘争の最中で(アルジェリアとの関わり;独立ベトナムのために;遙かなるアフガニスタン戦争;数学者委員会)
「BOOKデータベース」 より