マニュファクチャリング・コンセント : マスメディアの政治経済学

書誌事項

マニュファクチャリング・コンセント : マスメディアの政治経済学

ノーム・チョムスキー, エドワード・S・ハーマン著 ; 中野真紀子訳

トランスビュー, 2007.2

  • 1
  • 2

タイトル別名

Manufacturing consent : the political economy of the mass media

The political economy of the mass media

マニュファクチャリングコンセント : マスメディアの政治経済学

タイトル読み

マニュファクチャリング コンセント : マス メディア ノ セイジ ケイザイガク

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注記

原著アップデート版 (Pantheon Books, 2002) の翻訳

内容説明・目次

巻冊次

1 ISBN 9784901510455

内容説明

マスメディアはそのシステムのために、事実を伝えることができない。私たちにもたらされるニュースは、プロパガンダ・モデルの「5つのフィルター」を通過したものだけだ。「合意の捏造」の形成過程を膨大な事例を比較検討して解き明かす、現代メディア論の最高傑作。

目次

  • 第一章 プロパガンダ・モデル(1 マスメディアの規模、所有者、利益志向—第一フィルター;2 広告という営業認可装置—第二フィルター;3 マスメディアの情報源—第三フィルター;4 「集中砲火」とその仕掛け人—第四フィルター;5 制御メカニズムとしての反共思想—第五フィルター ほか)
  • 第二章 価値ある被害者と価値なき被害者(1 ポーランドの一神父とラテンアメリカの百人の聖職者;2 ルティリオ・グランデの殺害と価値なき七十二人;3 大司教オスカル・ロメロの殺害;4 エルサルバドルで殺された四人のアメリカ人女性信徒;5 グアテマラで殺された二十三人の聖職者 ほか)
  • 第三章 第三世界選挙の正統性と無意味さ—エルサルバドル・グアテマラ・ニカラグア(1 選挙プロパガンダの枠組み;2 選挙の基本的条件は満たされていたか;3 「自由投票」の強制手段;4 「狂った殺人マシン」を初期民主主義の保護者に仕立てる;5 「グアテマラは穏健派を選択」したか ほか)
  • 第四章 誰がローマ教皇暗殺を企てたか—KGB=ブルガリア陰謀説を検証する(1 SHKモデルの登場;2 SHKモデルの五つの問題点;3 妥当な代案モデル;4 ブルガリアン・コネクションの無批判な受け入れ;5 情報源の著しい偏向 ほか)
巻冊次

2 ISBN 9784901510462

内容説明

ヴェトナムからラオス、カンボディアへ—とどまることなく拡大するインドシナ戦争の実態を、マスメディアはいかにして書き換え、捏造したか。「中立公平」を装うメディアが、必然的にプロパガンダに陥る仕組みを科学的に解明した、最もラディカルな現代の古典。

目次

  • 第五章 インドシナ戦争1—ヴェトナム(1 メディアの「反米的なカルチャー」;2 論争の限界;3 愛国的な前提;4 メディアの無思慮な服従;5 残虐行為の報道 ほか)
  • 第六章 インドシナ戦争2—ラオスとカンボディア(1 ラオス、音のない世界;2 カンボディア、「優しい国」の虐殺)
  • 第七章 プロパガンダ・システムとメディア

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA80687805
  • ISBN
    • 9784901510455
    • 9784901510462
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    eng
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    2冊
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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