アフリカの王権と祭祀 : 統治と権力の民族学
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書誌事項
アフリカの王権と祭祀 : 統治と権力の民族学
世界思想社, 2007.2
- タイトル別名
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Kingship and ritual in Africa
- タイトル読み
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アフリカ ノ オウケン ト サイシ : トウチ ト ケンリョク ノ ミンゾクガク
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注記
博士論文 (慶應義塾大学, 2004年) を基に大幅に書き改めてまとめたもの
参考文献: p401-437
内容説明・目次
内容説明
大英帝国の、オリエンタリズムを超えて。西アフリカ・アサンテの王権研究は、英文学におけるシェークスピア研究にもたとえられるという。本書は、フレーザーの『金枝篇』以来、イギリス社会人類学が積み上げてきた歴史と蓄積の上に、四半世紀にわたるフィールドワークの成果を追加した集大成的大著である。
目次
- 第1章 王権の基礎構造(アフリカの都市;王都の構造;王都の機能;アフリカの都市と国家;アサンテ王国の成立と展開)
- 第2章 王位継承の方式(王の中心性—聖性と呪力;王位継承の系譜;王母の地位;血の匂いが好きな女神;王母の法廷)
- 第3章 王権の儀礼(時と暦;王権と暦;葬儀と即位式;葬儀の政治学;儀礼的殺害の論理)
- 第4章 王権の標章(文化領域と物質文化;境界を侵犯する動物;祝祭と王権;王権の象徴性)
「BOOKデータベース」 より